ハン検3級テキスト4冊!音声ペンなしで初めてのペウギ、トウミ

ハン検3級テキスト4冊音声ペンなしで初めてのペウギ、トウミ 韓国語勉強
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私はハン検3級のテキスト選びの時に、公式テキストにするか、他のテキストにするかで悩みました。

そして、音声ペンを買わずに、公式テキスト(ペウギ)と公式ガイド(トウミ)を使ってみることにしました。

(公式テキスト ペウギ3級は、音声データを購入しました)

選んだ理由は、公式なので、試験の出題範囲として安心感があること。

あと、テキストの中身を実際に見て、思っていたよりわかりやすく続けられそうだと思ったからです。

実際に使用したテキスト4冊(公式含め)と、他の候補についても、紹介したいと思います。

ハン検3級を考えている方のテキスト選びの参考になればうれしいです。

実際に使用したテキスト4冊

 ① 公式テキスト ペウギ3級

 ② 公式ガイド 合格トウミ 改訂版 中級編

 ③ 新装版
  「ハングル」能力検定試験3級完全対策

 ④ 2022年版
  「ハングル」能力検定試験
   ハン検 過去問題集3級

① 公式テキスト ペウギ3級


♦構成(全40課)

◇ 1~36課
  左ページに本文、
  右ページ以降に文法と解説、練習問題

◇ 37、38課
  筆記模擬試験問題、解答と解説

◇ 39、40課
  聞きとり模擬試験問題、解答と解説

◇ 巻末に本文の日本語訳、
  練習問題の解答、
  練習問題の解答の日本語訳あり

◇ 赤シート付き

●良かった点

◎ 文法などの説明が細かすぎずまとまっていて、わかりやすい。

◎ 1~36課までに分けて文法や慣用表現を少しずつ例文付きで学べ、1課の分量が多すぎずちょうどいい。

◎ 各課についている練習問題の量は、その課で勉強した内容をサッと確認できる量でやりやすかった。

◎ 筆記と聞きとりの模擬試験問題が1回分あり、解答、解説があるのも助かった。

◎ MP3形式の音声データが500円で購入できる。

▲残念だった点

△ 音声ペンだと本文、語句、例文、聞き取り模擬試験が聞けるのに対し、音声データは本文と聞きとり模擬試験しか聞けない(自分はそれで十分でしたが)。

△ 音声ペンを購入すれば、ペウギ、トウミの音声が聞けるのですが、値段が高い。

音声ペン本体:8,600円(税込み)

△ MP3形式の音声データのダウンロードについての情報が不安。
スマートフォンやタブレット端末からは、ダウンロードできない場合がございます」と、購入サイトに記載があったので、私はパソコンにダウンロードしました。

※注意点
音声データ、音声ペンは売り切れになるときがあるので、要注意です!(特に試験が近くなると)

※ 音声データのダウンロード方法(パソコンで)

音声データの購入からパソコンへダウンロードした流れを簡単にのせておきます。

ネットで、

ハングル能力検定協会オンラインショップ」と検索し、サイトに入る。

1.「ハン検ショップ」のページになる。

2.検索欄に「音声データ」と入力し、
🔍マーク をクリック

3.ダウンロード音声データ公式テキスト「ペウギ3級」対応 をクリック

4.数量 1 を確認し

5.カートに入れる をクリック

6.支払い

・PayIDのアカウントを持っている方は、「PayIDで支払う」ボタンから支払い。

・アカウントなしの方は、購入者情報とクレジットカード情報を入力して支払い。

ここでは、PayIDのアカウントがない場合を説明します。

アカウントをお持ちでない方はこちらから
と書いてある部分より下の項目に入力していく。

●メールアドレス

普段パソコンのメールソフトで使っているアドレスを入力しました。
スマホで使用しているアドレスもパソコンで見られるようにアカウント追加している方は、そちらの方が◎

●ショップのお得な最新情報を受け取る
 不要であれば ☑マークをはずす

●購入者情報

 ・姓名、郵便番号、住所、電話番号

●お支払い方法(クレジットカードのみ、VISA、MASTER、アメックス、JCB)

 ・カード番号、有効期限、
  セキュリティ番号

●備考欄(空欄でOK)

●お支払い情報を保存しますか?
 不要であれば ☑マークをはずす

●入力内容の確認へ をクリック

確認画面で間違いがなければ、

7.「購入を確定する」をクリック

8.「ダウンロード画面へ」をクリック

9.購入時のメールアドレスを入力

10.「ダウンロード」をクリック

11.「ペウギ3級.Zip」ファイルを開くをクリック

パソコンにファイルが解凍されるので、そこから再生して使用してください。

※ ダウンロードは、上記の「ダウンロード画面へ」からだけでなく、入力したメールアドレスにメールが届くので、そこからでもダウンロードできます。

※ スマホで使用しているメールアドレスがパソコンでも見られる方は、購入時にメールアドレスを入力するとき、そのメールアドレスにしておけば、スマホに直接ダウンロードできるか試せると思います(注意:購入完了から72時間、3回までダウンロード可)。

※パソコンからスマホにデータを入れてみた
 パソコンとスマホ(Android)をUSBでつなぎ、パソコンの音声データが入ったフォルダをコピーし、スマホの Musicフォルダに貼り付け。
 スマホにある音楽プレーヤーで再生。私は無料の音楽プレーヤーアプリを入れて使用。
 無料アプリのせいなのか、第1課が一番上に表示されず、第19課の後ろ、第2課は第29課の後ろに入るなど使いづらい点があり、私は音声はパソコンのみで使用しました。

音声データをスマホに入れるやり方については、お使いのスマホ機種で検索してみてください。

② 公式ガイド 合格トウミ 改訂版 中級編

※2022年に改訂版が発売されました。


◆構成

◇ 本の前半の1/3弱に3級、
  残り2/3強に準2級が入っている。

◇ 3級、準2級、それぞれの級で、
  ①語彙 
  ②慣用句など
  ③助詞の類
  ④語尾の類
  ⑤慣用表現
  5つに分けてのっている。

◇ 赤シート付き

●良かった点

◎ 協会の㏋によると、100%ここから出題されるわけではないそうですが、試験の出題語彙が、ほぼのっていると思うと安心感がありました。

4級~2級までの問題は問題の構成上、場合によって「新装版合格トウミ 初級編/中級編/上級編」のリスト外から5%内で出題されうる。

ハングル能力検定協会㏋の「ハングル」能力検定試験 出題語彙の範囲についてより引用

◎ 試験を受けてみて、この本の範囲で十分だったと感じました。

▲残念だった点

△ 1冊の中で約1/3しか3級の部分がないのに、税込みで2,420円という値段。

△ 音声データの販売なし。CDもなし。なので、音声ペンがないと音声が聞けない
(以前は他の級でトウミの音声データもあったようですが、現在はなし)

③ 新装版「ハングル」能力検定試験3級完全対策


◆構成

◇ プチ模擬試験(聞き取り、筆記、解答)

◇ 3級の必修項目

  한다体、引用形、発音変化、
  用言の不規則活用

  3級で習得すべき
  助詞、語尾、表現、慣用句
  の一覧(例文付き)

◇ 合格徹底ドリル

  試験にでる形式の項目別の練習問題
 (聞き取り、筆記、解答)

◇ 模擬試験(聞き取り、筆記、解答)

●良かった点

◎ MP3音声がダウンロードできる。
(Androidスマホ(AQUOS SH-M08)にダウンロードして使用しました)

◎ 聞き取りの練習問題があり、聞き取り問題が苦手で不安があったので助かった。

◎ 引用形の作り方などが表形式でまとめてあり見やすく、試験がせまってきたとき、見直しに役立った。

▲残念だった点

△ このシリーズ本の4級には、4級重要語彙リストがあったが、3級にはなかった。

△ 練習問題がちょっと少ない。
  ↓
自分はあまり多いとやる気がでないので、見やすさと好みで選び、ここにある問題は全部わかるように繰り返しました。

④ 2022年版 ハン検 過去問題集3級


◆構成

◇ 前年2021年の試験2回分の過去問
 (第55回、56回)

●良かった点

◎ 本番と同じ形式の問題が経験できるので、やっておいて良かったと、試験で実感しました。

できれば1冊でも購入するのをオススメします。

▲残念だった点

△ 音声としては付属のCDだけなので、パソコン(再生付き)やプレーヤーを持っていない場合、聞き取り問題ができない。

自分のパソコンはCD再生できないので、主人の持っている古いパソコンをわざわざ借りてやらなければならなかったので、面倒でした。

※追記※
2023年版より、聞き取りCDは付属せず、専用サイトから音声を聞き取るやり方に変わったようです。
詳しくは、協会HP → よくある質問 → 下にスクロールして → 協会HP内コンテンツについて → 公式過去問題集のリスニングサイトについて

※注意点1
2021年版は3級の試験2回分が入っているのではなく、2020年実施の第54回の準2級、3級の試験分が入っているので、3級の過去問だけ欲しい方は避けてください。

※注意点2
2018年実施の第50回試験から一部問題形式を見直したようなので、なるべく直近の過去問(2019年版~)を購入された方がいいと思います。

音声ペンなしでペウギとトウミを使ってみて

ペウギについて

音声ペンなしでも、音声データ(本文と聞きとり模擬試験しか聞けないが)を購入しダウンロードして使えば問題なかった。

わかりやすいテキストで、無理なく勉強が進められる量で購入して良かった。

トウミについて

音声ペンも音声データもないのは、ちょっとつらかった。

発音を知りたいときは、ネットでいちいち調べながら進めたので、やりづらかった。

音声のある、なしで、記憶の定着に違いがあると実感しました。

それは、聞き取り問題で単語の意味がぱっとわからず、知っているんだけど何だっけ?と思っている間に音声が進んでしまったとき、音として記憶に定着していなかったんだ…と思ったことがあったから。

戻れるなら、音声付きの他の単語帳を選ぶと思う。

ただ、出題範囲の単語を勉強しているんだという安心感があって、それはすごく大きかったです。

まとめ

★音声ペンなしで公式の教材を使いたいなら

☆ペウギはオススメ。ただし、音声データも購入する。

☆パソコンを持っている方が安心。
音声ダウンロードが「スマホやタブレットではできない場合がある」という情報があるので。
(パソコンをもっていない方は、ハングル能力検定協会に問い合わせしてみてください)

☆トウミではなく、音声付きの他の単語帳を購入する。

☆音声データも売り切れになるときがあるので、検討は早めに。
(データなのに売り切れるのが不思議なのですが、SOLD OUTの表示があったり、画面からなくなってしまうときがありました)

●3級からでも、音声ペンの購入を考えた方がいい方

◎ペウギとトウミの両方を使いたい方

◎準2級の受験も考えている方
トウミは3級と準2級が1冊になっているので、なおさら、音声ペンの購入を検討したほうがいいと思います。

単語帳を選びなおすなら

私がハン検3級テキストを選びなおすなら、実際に使った4冊のうち、単語帳を変更します。

hanaの韓国語単語“初中級編”ハン検3級レベル

目と耳で覚えた方が記憶に残るので、音声付きの単語帳をいくつか見て、自分が見やすいと思った単語帳です。

・MP3音声がダウンロードできる

・例文の音声も聞ける

この2点もいいなと思い選びました。


もう1つ検討したけど却下した問題集

改訂新版 ハングル能力検定試験3級実戦問題集

私には情報量が多すぎて、やる自信がなかったので実際には選びませんでした。

でも、問題をたくさん解いておくことは試験で役立つので、テキストの中身を実際にみて、やれる!と思ったら購入してください。


さいごに

今回、公式のテキスト2冊を使ってみて、ペウギは良かったけど、トウミは失敗したな…というのが、正直な感想です。

私は、音声ペンを3級から購入するのは、もったいないとケチりました。

音声ペンなしでもなんとか合格したので、結果、費用が余計にかかることなく良かったのですが、試験で聞き取り問題に苦戦したので、これからテキストを選ぶ方は、音声を大事にして選んでみてください。